乳歯が抜けそうだけど抜いてもいい?

「乳歯」とは、子どものときにはじめて生えてくる歯のことです。個人差はありますが、生後6か月頃から3歳頃にかけて生えてきます。
 一般的に歯は、6歳頃から13歳頃にかけて乳歯から永久歯へと生え変わります。
歯の生え変わる時期には食事や歯磨きをするときに痛みがあるなどの症状が出ます。
子供から「歯がグラグラ」と言われ、自分で歯を抜いても大丈夫かな?と思う事があるかと思います。
乳歯が歯ぐきから取れるぐらいグラついている状態であれば、自分で抜いても問題ありません。

ただし、無理やり引っ張るのはやめましょう。

基本は乳歯は自然に抜けるのを待ち、無理に抜かないようにします。どうしても自分で抜きたい時は、舌や指を使って少しずつ歯を揺らして動かしましょう。そうすることで乳歯は自然に抜けやすくなります。

乳歯を抜けた後に出血が起こった場合、出血は大抵の場合5分程度で止まりますが、なかなか止血しない場合は歯科を受診しましょう。

また次のような状態のときは歯医者に受診するようにしましょう

・抜けそうな状態でご飯が食べれない

歯がグラグラし、すぐに抜けそうな状態なのになかなか抜けず、ご飯の時に激しい痛みがある場合

・乳歯の後ろから永久歯が生えてきた

一般的に、永久歯は乳歯が抜け落ちてから生えてくるものです。しかし、乳歯が抜けずに永久歯が生えてくるケースがあります。その際は歯医者で診てもらい、状態を確認してもらうようにしましょう。

 

大上歯科医院

滋賀県草津市東草津3丁目5−27

(077)563-4678