ワクチン接種と歯科治療

ワクチン接種の3回目が始まり、ワクチンを受けられる日が来ているかと思いますが、『ワクチン接種の日や前日に歯科治療を受けても大丈夫なのか』というギモンを少しまとめてみます。

まず、ワクチン接種は何よりも体調のよいときに受けることが望ましいです。

 

「歯科治療をワクチン接種の当日に受けても大丈夫なのか」という質問の答えは虫歯の治療など通常の歯科治療であればワクチン接種前や当日であっても大丈夫です。

しかし麻酔が必要な処置、歯の神経を抜くなどの処置に対しては、接種日の当日は控えた方が良いかと思います。また歯茎が腫れている、歯が痛いなどの口の中の症状がある場合は、先ずは歯の治療を済ませてからワクチンの接種をされた方が望ましいでしょう。

また歯肉に埋まっている親知らずの抜歯など身体への負担の大きな歯科治療は、ワクチン接種前後は避けるようにしましょう。

新型コロナワクチン接種と抜歯等の観血処置の時期に関しては、いくつかの専門の機関が見解を出していますが、エビデンスに基づいた明確な基準はありません。

歯科治療時には必ず、ワクチン接種日を伝え、治療のご相談をして頂ければと思います。

 

 

 

 

<抜歯とワクチン接種のタイミング>

当院ではワクチン接種後、約1〜2週間の間隔を空けさせて頂きます。